
story
「びぃーがあん」開発ストーリー

食べる幸せを、すべての人に届けたい。
――あんこ「びぃーがあん」誕生の物語
「ママ、私も食べられるケーキがあったらいいのに…」
デパートの地下に並ぶ、色とりどりのケーキたち。
眺めるだけでワクワクする光景の中、私は心が晴れませんでした。
私の娘は食品アレルギーがあり、牛乳や卵を使ったケーキを食べることができなかったのです。
小さな手がショーケースの向こうにあるケーキに伸びるたび、
「食べられるものがない」という現実に、胸が締め付けられました。
「安心して食べられて、しかも見た目も可愛いスイーツを届けたい」
その思いから私は、あんフラワーケーキに出会いました。
乳製品や卵、小麦を使わない美しい花模様のケーキ。これなら娘にも食べてもらえる
――そう確信した私は、このケーキをもっとたくさんの人に広げたいと、教室を始めました。
しかし、そこで次の課題が浮かび上がりました。それは「あんこ」でした。
あんフラワーケーキに欠かせないあんこですが、無添加・無漂白・白砂糖不使用のものは
市販では手に入らず、私はすべて手作りをしていました。
ですが、教室の生徒が増え、オーダーメイドの依頼も入るようになると、
あんこの仕込み量が膨大になり、準備だけでも大変な作業になっていきました。
そんな時、友人が青梅市にある「立川あん工房」様を紹介してくれました。

そこで出会った「立川あん工房」の皆さんに、私は思いの丈を相談しました。
食品アレルギーがある娘のために、そして同じような悩みを持つ人たちのために、
安心して食べられる美味しいあんこを作りたい。
その熱意を聞いた工房のスタッフは、
私の思いに共感し、製品開発を全面的にサポートしてくれることになりました。
試行錯誤の末、北海道産の手亡豆(てぼうまめ)をてんさい糖(ビートグラニュー糖)で炊き上げた、
甘さ控えめで無添加・無漂白のあんこが完成しました。
家庭での手作りから工場生産へと移行することで、品質と味わいの安定性が格段に向上し、
多くの人に届けられる商品となったのです。
このあんこに込められた名前は「びぃーがあん」。
ひらがなで柔らかい響きを持たせたこの名前には、
すべての人に食べる喜びを届けたいという願いが込められています。
「びぃーがあん」は、食品アレルギーを持つ方やヴィーガンの方はもちろん、
素材本来の味を大切にしたい方にも楽しんでいただけるあんこです。
白砂糖を使わず、
それでいて、優しい甘さと小豆の豊かな風味を感じられる仕上がりです。
私は振り返ります。
「あの日、娘が食べられるケーキがなくて悲しい思いをしたからこそ、
この「びぃーがあん」が生まれたんです。
食べる幸せを、すべての人に届けたい
――そんな思いを込めて、これからも作り続けていきたいと思っています」
「びぃーがあん」は、ただのあんこではありません。
それは、大切な人と同じテーブルを囲み、一緒に笑顔になれる幸せを届けるために生まれたものです。
お客様の声
-
40代女性(ビーガン向けのお菓子を製造・販売)
「ビーガン向けのお菓子を作っている中で、シルレリさんのあんこと出会い、商品に取り入れています。無添加で安心安全なだけでなく、甘さがちょうど良いので、スイーツ全体のバランスが絶妙に仕上がります。お客様から『今まで食べたあんこの中で一番美味しい』と言われることも多く、リピーターが増えています!」 -
40代女性(カフェでヴィーガンメニューを展開)
「カフェの新メニューとして、ヴィーガン対応のスイーツを提供することになり、シルレリさんのあんこを採用しました。素材の良さが伝わる豊かな風味が特徴で、スイーツだけでなく抹茶ラテやあんこトーストなどの新メニューにも活用しています。アレルギー対応でお子様にも安心して提供できると、お客様からも高評価をいただいています。」 -
30代女性(食品アレルギーを持つ子供の為にスイーツづくりを楽しむお母さん)
「子どもが食品アレルギー持ちなので、安心できるあんこを探していました。シルレリさんのあんこは、無添加でシンプルな材料なのに驚くほど美味しい!どら焼きやおはぎ作りに使っていますが、子どもも『また作って!』と大喜びです。」 -
50代女性(アンフラワーのレッスン受講生)
あんフラワーのレッスンで初めてシルレリさんのあんこを使いました。甘さ控えめで素材本来の味が楽しめるので、手作りスイーツにぴったり!自宅でも使いたくて、レッスン後にまとめて購入しました。子どもと一緒に安心して食べられるのが嬉しいです -
20代女性(ECスイーツ作家)
ネット販売向けのスイーツを作る上で、こだわりの材料を探していました。シルレリさんのあんこは、甘さが控えめでスイーツとのバランスが絶妙。お客様からのフィードバックも『あんこの自然な甘みが最高!』と好評で、リピート率もアップしました。

